1914年に運用開始。1966年、上流にダムが建設されたことにより廃止された。内部設備等は全て撤去されているが、朽ちた味わいの建物が残る。
一眼レフを構えた欧米人に会った。彼は登山家。
自然に溶け込む廃墟は、今もって多くの人を惹きつける。
年季の入った見事な外壁。
いい時間帯だ。アーチ状の窓から菱形の光が差し込む。
風雨で空いた天井窓も負けじと、屋内を照らす。
頭上のプロペラは風が強いと回るらしい。
今日は回らないなぁ…って、足元注意!
ここには地下空間がある。ひとまず、右手の出口から機材置き場へ行こう。
壁に工具のシルエットが見えるだろうか。ここに本物を重ねて保管するタイプだ。奥の階段から二階へ。
ここからすっきり見渡せる。
では地下へ。昇降口の案内は、この角度で間違ってない。
ここで、コントは必要ない。真顔で降りる。
ここは水力発電所。ポンプを通していたんだ。この空間好き。来て良かった。
梯子からひょこっ。
埼玉の山奥にありながら、車からのアクセスは抜群に良い。
渓谷にあるので、耳を澄ますと川のせせらぎが聞こえる。ここは、悠久の時間がゆったりと流れていた。
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