
トリックアート美術館の廃墟。2008年に閉鎖され、荒廃が激しいと聞く。残された魅力を探しに行こう。

田舎道に突如現れるインパクトある建物。


時計やアーチ状の窓も描かれたものだ。

それではトリックアートの世界へ…

一歩踏み入れると漆黒の世界。


受付スペースだろうか、当時の入場料は1100円だった。

階段の右脇の道を進もう。


驚いた。

神殿のようだ。差し込む光が、赤いカーペットに寄り添う。

昔は壁や天井に、フランスのオルセー美術館をモデルにしたトリックアートが描かれていたという。

二階へ行こう。


無機質なコンクリートが、荘厳な雰囲気を醸す。


一時期、銀行強盗犯が身を潜めていたことがあるそうだ。

二階からの眺めも良い。響くのは自分の足音だけ。今日は貸し切りだ。

螺旋階段。


非常階段を使い更に上へ。


三階はレストラン。奥から屋上に出られそうだ。

広めの屋上では木の化石が鎮座していた。奥まで行き、振り返ると…
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富士山がとてもきれいだった。廃墟探索には思いもよらないサプライズが多い。何度も富士山を見てきたが、何だか一番心に響く富士山だった。
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