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うすい女子寮

1964~71年に建設された百貨店の女子独身寮。二階建ての8棟が並んでおり、1987年まで使用されていた。地元では心霊スポット扱いで、建物全体が緑に飲み込まれつつある。

あまりにも巨大。圧倒されてしまった。

一歩入ると、そこは昭和の団地。ノスタルジーが流れている。

部屋の中は、すっからかん。どこの部屋も似た感じ。

圧巻はこの中央廊下だ。8棟の寮はここで繋がれている。

全部回ろうとしたら、時間はいくらあっても足りない。

一棟に絞って回る。



部屋に



入ってみよう

独身の女子寮だもの。当時は恋愛話などで盛り上がったのかな。

ベランダから外は緑が繁茂している。真夏はもっと凄いだろう。




屋上に



行ってみよう

広~い!!ここは松尾鉱山のアパート群と似た感じがした。

棟と棟の間も背の高い緑に包まれる。なんとも雄大な廃墟である。

再び中央廊下。奥に見える扉から、中庭に出られそうだ。





クモの巣の多いこと。

赤いのは消火栓。あのベランダに洗濯物がパタパタ…。そんな風景をここから眺めていたのだ。

再び中央廊下を進む。天気に恵まれたら、この廊下は見応えがありそうだ。





…なんだか荘厳な雰囲気!!

これは予想外の光景。お釣りをもらったような嬉しい気持ちになった。

この女子寮は2013年に、道路に面した棟が解体された。少しずつではあるが、お別れの時期は近づいている。

バブル期を謳歌した建物には高揚感を感じる。廃墟となって尚、当時の勢いが随所に残っているような気がするのだ。

提供元:廃墟遺構空撮

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