可愛い子ウサギがじっとこちらを見つめている。穴に隠れても、やっぱり気になるようで何度も出てくる…胸キュンだ!!大久野島は「ウサギ島」とも呼ばれ、周囲4.3kmを自転車でゆったりと回れる観光地だ。
ジー…
名前の通りウサギたちの楽園。はっけよ~い、残った~!!って相撲取ってるみたい。
可愛くて人懐っこいウサギたちが、観光客を歓迎してくれる。
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なぜ
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ウサギがいるのか?
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大久野島では第二次世界大戦中に毒ガスが秘密裏に精製されていた。その動物実験用にウサギが沢山飼われていたという悲しい過去がある。
戦争の遺構は島中に。
こちらは毒ガスの貯蔵タンク跡。野ざらしの地面にコンクリートの台座だけがずらりと並ぶ。大久野島は別名「地図から消された島」「毒ガス島」などとも呼ばれる。
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そう考えると
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ウサギを見る目も
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変わりそうだが
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子ウサギ「僕らはその子孫ではないよ。1971年に地元の小学校で飼われていた8羽が放されたんだ。その子孫なんだよ」
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戦争遺構を
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巡ろう
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長浦毒ガス貯蔵庫跡。巨大な大きなアーチの門をくぐると、中に6つの部屋がある。
この台座の上に約100トンのタンクが並び、島内最大の毒ガス貯蔵庫だった。壁は敵からのカモフラージュのため迷彩色が施されている。
作られていた毒ガスの種類は血液剤、催涙剤、びらん剤、嘔吐剤の4種で、戦争末期には風船爆弾の風船も作られていた。
こちら島中にある兵舎跡の一つ。内部で繋がっている。
地面の大きな円は日清・日露戦争時、瀬戸内海防衛のために築かれた砲台の跡だという。戦争の激化と共に、砲台は前線に送られた。この隣に、日本一がある。
ど~ん!!送電鉄塔。高さは226m☆日本一は凄いぞ!!!見上げてると首が痛くなるぜ。
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そして
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本命の遺構に到着だ!!
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巨大な発電所跡!!!
壁面に「MAG2」1950年の朝鮮戦争の際、アメリカ軍が島内の施設を弾薬庫として利用した名残である。
内部は広い!!とにかく広~い。
そして、高~い!!
二階もあるぞ。
壮大な眺めだ。
当時の写真。横たわっているのはディーゼル発電機で全部で八基設置されていた。
生憎の曇り空だったが、帰り際に少しだけ陽射しが差し込んだ。穏やかではない時代を越えて、大久野島は今日も人々の憩いの場としてあり続ける。
引用元:Drone Japan
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