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東洋精糖社員倶楽部跡(北大東島)

北大東島には1918年から1950年まで操業した巨大な燐鉱山遺構が残っている。最盛期には台湾からの出稼ぎも含め島の人口は約4000人まで膨らんだという。当然、社宅も必要となりその遺構が今も残っている。

半世紀以上も経つのに、石垣が立派に残るのは驚きだ。

石垣には島で産出されたドロマイト(苦灰岩)が使われたという。それは非常に硬く耐久性に優れており住居に適していたようだ。

内部はどうだろう。

すっかり自然に還っていた…。

坂道を登りもっと奥まで行ってみよう。

今は冬。夏場であれば緑が繁茂して近付けなかったかも知れない。

高所から見てみよう。

当時の様子を語るものがない。無常の景色が広がっている。

遠くには青い海。ここは絶海の孤島、北大東島が大好きだ。

近くには、ディーゼル発電所跡もある。

入ってみよう。

いい雰囲気だ。

金属もここまで朽ちると、もはや古代遺跡。

ミッキーっぽい電気系統。

!!

ディーゼル発電機だ!!!

かっこいいぜ☆

どんな風に動いたのかな。

品番など調べたが、ネットには出てこなかった。

立派な顎髭をたくわえた老翁みたいだ。

周辺の草むらも探索…

これは何かの錘だろうか。他にも小舟が数隻朽ち果てていた。

道路を挟んで向かい側。

何に使われたのだろう。後で調べるのも楽しい。

事前情報の少ない島の探索はまさに冒険だ。この後、島をゆっくりと一周しよう。

PS.本丸の『燐鉱石貯蔵庫跡』は近々公開します。

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