武者小路実篤が目指した理想郷。新しき村。
長閑な村の中にそれは残されている。
都電7000系7022号。車体のみ保存されており、関東地方に残る旧車体の7000系はこれが唯一だという。
横顔もバッチリ決まっている。方向幕に書かれた行き先は…
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なんと「銀座」の文字。実際に昭和29年に製造され都内で運行していたのだ。昭和43年まで活躍し、廃車後ここにやってきた。
その後昭和59年までは、この場で幼稚園の一部として使われ、その後も遊具として使われていたという。
つまり、人気者だったのだ〜!キラッ。
その後は放置されていたが、平成8年頃から有志により補修が行われ、現在はこのような形で残っている。屋内には修復時の写真等が飾られている。
様々な角度から撮る。
天気にも恵まれ気持ちが良い。屋根が直接載っているところもチャーミングだね。
ぱっと見、今まさに走っているみたい。
ここは誰でも来られる場所。またいつか会いにくるね。
彼をモチーフにコンテストに応募する写真家さんたちも、少なくないらしい。ここは星空もきっと綺麗だ。
色とりどりのチューリップ。綺麗な蝶も舞っていた。
少し童心に戻ったような気持ちになる。少し足を伸ばせば、まだまだこんな素敵な場所は日本中に残っている。
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