いやもう、トンデモない山奥。車1台がギリギリ通れる崖を越えてきた。子供たちは鳥居をくぐって登校。神社と学校が一緒になってるなんて素敵だ。
都賀ノ川(つがのかわ)分校の創立は1889年で、現存する校舎は1958年に建てられた。1970年に本校へ統合され閉校。鳥居には昭和十六年と刻まれている。
こじんまりとした校舎。生徒人数は10~30人程だった。
味わいのある木造建築。
教室はひとつ。
前後に黒板がある。中央には仕切りがあったのだろう。
廊下の奥に竈が見えるぞ。
炊事場だ。当時の学校は自給自足。すぐ近くを流れる清流に小魚も見えた。
昔の学校には宿舎がついている。ここは保健室の役割も備えたのだろう。
脇の家屋はトイレ。
奥にはお風呂。
階段の上の神社へ行ってみよう。
昔ながらの神社。
カラフルな紙垂(しで)が新しい。今でも参拝者がいるようだ。
校舎が見える。きっとここは、当時の生徒の遊び場。先生「授業始まるよ~」の声に生徒たちは一斉に…
階段を駆け下りたのかな。
校舎前の道を散歩していると、かなりご年配の方と立ち話になった。直感でここの卒業生かなと思った。
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しかし、言葉が不明瞭でうまく会話にならなかった。ただ学校のことについて話したいのは伝わった。大切な思い出を伺い知ることは出来なかったが、懐かしそうなご年配の顔が印象的だった。
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