
1909年に開設。旧農商務省の管轄で、タイの稚魚の飼育試験や魚の孵化、プランクトンなどの研究がなされていた。1930年に海軍館山基地の建設に伴い閉鎖。

パッと見、戦争遺構のように見えるが、そうではない。自衛隊の空軍基地のそばにひっそりと残されている。


猫が大量に住み着いているという情報があり、少しドキドキしていたが何処にも見当たらない。


海が近い。


ゴミも含めて、様々な漂流物が堆積している。

天気も合間って寒々しい様相だ。

この奥の遺構が見所なのだ。
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太陽はご機嫌斜め。しかし、十分に見応えのある空間。

頭上の穴はどうして開けられたのだろう。天気が良ければきっと光のページェントが見られたに違いない。


小雨のせいか、新緑がみずみずしい。

右手の小部屋に入ってみよう。


ささやかなグラフィティー。


いつ取り壊されても不思議ではない。でもこうして残っているのは、何かしらの力が働いているのでは…そんな気もする。

もうだいぶ歳をとっている。もう少し世の中を眺めていこうかな。そんな声も聞こえて来そうだ。
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