1979年以降に開業。バブル期を感じる洋風テイストの豪華な造りだった。2012年頃には廃墟となったらしい。
まずは食堂。整然と並ぶテーブルは、今でも使われている証だ。
ちょいと派手な厨房。
毎晩夜になると、ここに魑魅魍魎たちが集うのだ。
忘れられた自販機は、1980年代清里ブームの生き証人。
それは、もう遠い日の思い出。
奥にバーがある。
うわぁぁ…いい感じだ。
今宵はちょっと贅沢な気分。
マスター「ゆっくりしていって下さいね」
こんな素敵な空間に会えるとは、予想していなかった。
ロビーは雑然としている。
階段を登ろう。
中央は気持ちの良い吹き抜け。
海月のように、シャンデリアが漂う。
夜はライトアップしたのかな。
白一色に、緑の絨毯が映える。
中央から放射状に延びる廊下に、客室が連なっていた。
かわいい電話機がこちらを見ている♪バイバイまたね。
バブル期に清里は「高原の原宿」と形容された。清里に行くこと自体がステータスだった。フロントに無造作に置かれた客室キーが物憂げだった。
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