
北の大地を走っていると、少し気になる廃墟が道脇に鎮座していた。

保育園!

扉のお花シールが数少ない名残の一つ。


中はすっかり朽ち果てていた。

光沢のある「あいさつをしよう」の掲示。ここに可愛いちびっこ達が集まっていたのだ。



少子化のせいだろうか。随分と前に閉園になったようだ。

背の低い水場。ここを巣立った子供達が元気でいればそれでいい♪


底抜けがひどくて進めない。

冬の豪雪は想像以上に凄まじいのだろう。


そっと保育園を出る。

いずれ建物は解体されるだろう。

楽しかった思い出は、先生と子供たちの中で生き続ける。

寄り道程度の、短い短い探索であった。
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