別名SGホテル。バブル期に建てられたもので、様々な施設を兼ね備えた大規模ホテルだった。2000年頃まで開業していたらしい。
一歩入ると一面の廃世界。
シャンデリアから解き放たれた蝶。ほんの一瞬だけ、自由に宙を舞った。
時間は止まったまま。
否。ここだけの時間が流れている。
活気のある声は消えてしまった。静かに眠るダルマ。
浴場には、まさかの先客がいた。
チラッ!?
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こ…こりゃ、失礼しましたぁ~(汗)彼女は見た目に寄らず、かなりの重量。訪問する度に場所が変わるという…。
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風呂上がりには
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渋い
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大人の時間
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ディスコ&スナック ~BLUE STAR~
ここで多くの語りが紡がれたに違いない。
華やかなネオンも遠い昔。
このタンバリンは反則だ。これほど哀愁を感じさせるものは無い。
物置部屋だろうか。使われなくなった椅子達が、暇をもて余している。
きちんと並べられた椅子。当時の営みを感じさせるものだ。
廃墟マニアは、こういう部屋が大好物。これから待ち受ける世界に胸が高鳴る。
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二階のダイニングルームへ。
ここの椅子は美脚揃いだ。
寒冷地にあり、廃の進みは緩やか。ゆっくりと朽ちてゆくのだろう。
でろーん、でろーん…。大広間は一反木綿の舞い踊り。
カラオケチケットの伍曲券を発見。福沢諭吉さんもベロベロだ。
客室でも舞い続ける。
と思ったら。突然、ガチ部屋だったりもする。
この手の仕業は金属泥棒の類いか。手慣れてる感がある。
足元が凍ってツルツル。日が当たらない場所は、十分に寒い。
ここは階層によって気候が異なるのだ。
日当たりも良くなってきた。
右手に何か見えるぞ!
半面テニスコートだ!!
驚いたのも束の間。
当ホテルの真打ちは次にある!!!
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屋上に室内温泉プール!!温水ならぬ、温泉という拘り☆
背泳ぎしてる時の視界。きっとこれは当時と変わらない。
高杯のような灰皿が見える。
燦々と降り注ぐ陽光。きっと君が現在の当ホテル支配人。
澄み切った空と、白い雲。冠雪した青い屋根は、どこまでも幻想的。ここが廃の世界であることを忘れさせる。
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白樺湖はアクセスが悪くオリンピック後に客足が激べりしてしまったのでしょう