
1957年に東海観光下田グランドホテルとして開業。六階建ての巨大ホテルで、伊豆下田を一望出来る高台にそびえ立っている。

1987年頃に廃業。2010年頃には多くの廃墟ファンの間で話題となったという。

グランドの名を冠するホテルは、別格だ。期待を胸に奥の階段へ向かう。


妖しく青みを帯びた階段。

既にもう、だいぶ気持ちが舞い上がってきた。

し お さ い


廃一色。倒れたビール旗が当時を物語る。

厨房は水が溜まってる?と思いきや、がっつり底が抜けていた。

右へ行くと大宴会場。と、その前に左の通路を行くと興味深い物があった。

ピアノ。不思議な場所にある。漆黒の中、明かりを灯すとふわりと姿をあらわした。
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大宴会場。

パーテーションで三会場に仕切られている。外せばかなり広いぞ。

奥に見えるのが、ここでちょいと有名な絵。

忍び寄る豹。待ち構える烏。両者はずっと睨み合ったままだ。

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ここも宴会場。

春でこの景色。万緑の季節も見てみたい。

外の非常階段は崩壊している。手すりがない、踏み板もない。

この先の真っ暗な地下空間にクラブ「エンゼル」
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散らばった青イスたちが哀愁を漂わせる。今日はずっと興奮しっぱなしだ。

探索の始まりはプールだった。

ホテル隣接のレジャー施設のはずだが…その面影は無い。
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ある生き物が
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たくさんいた
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人の気配に驚き、チャポン…チャポン…と飛び込む音。大きめの蛙たちだった。

幻想的な風景だ。水中には沢山のおたまじゃくし。蛙もぷかぷかしてる。
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蛙の天敵も
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おった
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パシャン…と、さらに大きな音。見ると蛇がゆらゆら泳いでいった。プールは生き物たちの楽園となっていた。
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前半の続き、三階へ行こう。


三階も負けてない。


この部屋はたくさんの探索者が写真に収める場所。

浴場へ行ってみよう。

この頭上の「ゆ」本来は非常口の誘導灯では(笑)!?
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渋い殿方浴場もいいけど…

ここは、婦人浴場に軍配は上がる。天から光が降り注ぐ。やはり廃の世界が好きだ。

新しい命が、芽生えている。

人の営みには我関せず、とばかりに自然はどこまでもどこまでも逞しい。

外には露天風呂。


ジャグジーや蛇口は、古代遺跡のように自然に飲み込まれている。



青の世界。
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赤の世界。

これにはド肝を抜いた。

屋上からは下田の街が一望出来た。下田グランドホテルはまだまだ色褪せない。
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