
1963年に地元の有力者が平和祈念のために建てたお堂。自然公園の登山コースから少し外れた場所にそれはある。

合掌造りのような構造の塔が見えてきた。


後ろ姿。

思ったより大きい印象だ。春のうららかな天気の中、威容を放っている。


よく見ると鉄の扉にドアノブがあるが、元々どんな構造だったのだろう。


ドラクエの祠的な。

ここには当初、観音像が安置されていた。悪戯が多く、近くの林に捨てられるなどの受難続きであったという。※今は別の寺に安置され、平和な日々を過ごしてるそうだ。

ガラスは粉々。


残るお賽銭。


↓
ふり
↓
返ると…
↓

なんだか神々しい。魔王のアジトのマークみたい。

あんな高所にも落書きが。1970年とおぼしき筆跡もあった。

何気にあの椅子さんは、場所は変われど、ずっとこの近辺にいる。きっと、観音様の帰りを待っているのだ。

下側もチラッ。そろそろ帰ろう。今日は軽くハイキングだった。

近辺にはこの看板が至るところに。気難しい御仁がいらっしゃるので、訪問の際には遊歩道を使いましょう。
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