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洞爺ホテルSCANDIA

トンでもない山中にあった。

1970年代に開業したホテル。洞爺湖を見下ろす眺望と、フィンランド式メトスサウナを売りとしていたという。

二階部分に片流れ屋根のような明り取り部分が見える。

建物自体の経年劣化が進んでいる上に、人的破壊の跡や落書きが見られる。そして、心霊スポットでもある。

!!

楽器たちが勢揃いしていた。

そんなことよりも凄い解放感!!

天井の高いこと!!片流れ屋根から光が差し込んでいる。

盛大にサバゲーが行われたみたいで、BB弾が大量に床に落ちていた。

一旦外へ。

凝った造りであるだけに、何だか勿体ない。

二階へ行こう。

片流れ屋根の存在感が増し増し。

天井の木目がロッジ風で美しい。

一つ一つの部屋は大きいが伽藍としている。

足元がジャリジャリする。とにかくBB弾が散乱している。

奥にはレンガだ。

黄昏ている…。

ここはこれからどうなるのか。

彼らに聞いてみよう。

うーん…彼らも困り顔だ。

北の大地には勿体ない廃墟が多い気がする。時期的にここもバブルの残した遺産なのだろうか。

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