1997年頃に閉業した湖畔にある廃旅館。「乙女の湖」の異名を持つ美しき鎌北湖に囲まれ、湖に浮かんだ旅館とも言えるロケーションは有名だ。
…ってか、水無いぞ。奥に見えるアヒルたちも所在無さげだ。
堤の耐震化工事中らしい。※ある意味珍しい写真が撮れた
猛暑続きでアヒルさん達も水が恋しそう。
かつてはここに円形の本館があったが、2011年の不審火で焼失してしまった。
今残るのは別館となる。
ここは人為的な破壊が目立つ。
宴会場。名物のいのぶた料理を振る舞ったのだろうか。
非日常だが、廃墟としてはありふれた光景。
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と、その時…
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「助けてくれー!」↓
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椅子が宙ぶらりんになっとる…。
ここは二階。三階へ行こう。
部屋は凄く小さい。風呂も狭かったので、ここの売りは窓からの眺めなのかな。
水を湛えた鎌北湖を想像してみる。昼間はあのアヒルたちがお客さんを乗せてゆーらゆら。夕方からはサンセット…悪くない。
※鎌北湖は自然の湖ではなく、1935年に完成した農業用貯水池。へらぶな釣りで知られ、週末には多くの釣人が集まる。
一階へ。
この辺りの旬は秋と聞く。あのアヒルボートに乗って、紅葉に包まれた乙女の湖をゆったりと巡ってみたい。湖に浮かぶ美しい旅館を実際この目で見てみたい。
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