1970年代から存在が確認できる心霊スポット。キューピー人形などの赤ちゃんの人形が大量にぶら下がっていることから、こう呼ばれている。宗教施設の跡との噂もあるが、詳細は不明。
場所がはっきりわからず困っていたら、近所の方が「キューピーの館ね」と、心得てますとばかりに場所を指し示してくれた。
小道をどんどんゆく。この先に本当にあるのだろうか。
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赤いものがちらほら。
それは紛れもなく、キューピー人形だった。
袋に入った新古品もある。
お布施の板や、お賽銭箱もあったので、やはり宗教施設なのだろうか。
キューピー
キューピーーーー
キューピ……
ご近所の方の話によると、ここに以前は人が住んでいたらしい。
確かにこれは玄関だ。民家だった可能性は高い。
少し離れて風呂とトイレ。すっかり自然と同化している。
さよならキューピーさん達。
今までたくさんの人達が訪れてきた。だいぶ建物は痛んでいるので、もう長くは持たないだろう。
心霊スポットと言われるだけあって、どよんとした空気が滞留していた。でも、一歩出ると長閑な田園風景が一面に広がる。都会じゃ滅多に見られない素敵な風景に、心も晴れやかだ。
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