昭和10年代の築と推測される古い小学校。
ここは廃校・木造校舎ファンの間では有名で、色々なサイトやブログで紹介されている。
四駆「何故だかわかるかい?」
右手に体育館が見える。戦後に新しい奥上林小学校がその奥の崖の下に作られ、体育館だけは継続して使用されることとなった。
その新校舎と体育館をつなぐ渡り廊下が有名なのだ。行ってみよう!
途中にタイムカプセル☆「奥小五人組卒業記念」と記されている。この先だ…
‼
通称「余部鉄橋」と呼ばれるユニークな木造建築。この渡り廊下の長さは約30mだ。
右に曲がりま~す。
頭上には標語。この後も様々な文言に出会うこととなる。
歩くと若干揺れるような…。
標語が話しかけてくる。
上ばかりも見ていられない。床板の隙間から下が少し見えるような気もする。
うほっ。
奥の扉は閉まっている。ちなみに、蜂の巣があったので夏は注意だ。
え~と…え~と…。
高さ 八メートル二十五
きっと子ども達の元気な声と、駆け上がる音が響き渡っていたのだ。
下へ降りてみよう。
崖ともいえる急な段差。子供たちを風雨にさらさず安全に誘導する手段として、結論がこの建築なのだ。
見上げると、確かに鉄橋のように見える。
新校舎も2005年から閉校となっている。
余部鉄橋は自然に溶け込んでいる。惚れ惚れする佇まいだ。頭上の雲と同じように、ゆっくりとゆっくりと悠久の時間が流れ続けている。
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