1964年に廃校となった。木造平屋建て校舎が残る。廃校後に陶芸家のアトリエとして使われていたと聞くが真相はいかに。
駅の待合室のような部屋。長椅子がいい味を出している。
大部屋はがらんとしていた。学校だった名残は感じられない。
ドキッとした。向かい合って対峙しているみたいだ。
内装に手を加えた形跡。
陶芸家「作品も展示してあるぞ。見ていきなさい」
最後の作りかけだろうか。
時折、太陽が顔を出す。今日もカメラマンは忙しい。
奥の小部屋には布団。泊まり込みで作品作りに没頭…職人気質なイメージを勝手に描く。
奥に、学校の置き土産を発見。
黒板だ。メモ板として使われたのかな。
陶芸家さん、さようなら。
いつかはこの建物も無くなるのだろう。
人の気配が殆どない山あい。子供たちが集い、陶芸家が情熱を傾けた。この小さな建物にも、歴史がいっぱい詰まっているのだ。
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