埼玉県秩父郡長瀞町にある観光施設跡。天神山城に至る山道の麓に位置する。
夏はこの通り。草木が繁茂している。
虫の声が鳴り響く。ハイリスク・ハイリターンの季節が幕を開けたのだ。
見えてきた。なかなかの藪漕ぎ…。
到着。
長瀞天神山城観光センター。1970年頃に設置され、閉業時期不明ながら1980年代半ば頃に放棄されたと考えられる。
一度振り返る。当時、ここまで車で入ることができたのが驚き。
カウンター「いらっしゃいませ。」
古いテレビだ。サバゲーの弾がたくさん転がっていたが、彼らはこんな夏場に来ることはないだろう。
良き廊下。期待が高まる。
それでは大広間へ。
からの…
天井びろびろ大広間だ!!
さらに歩みを進める。
壮観。怖いくらいだ。この景色を見たくて遥々やってきたのだ。
建物の崖側は、床が抜けている箇所もあり危険。
最初の受付へ戻る。
建物の前には生簀らしい円形施設があった。行ってみよう。
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現役時、内部には水が湛えられていたのだろう。今は湿地帯のようになっている。
トントントン…
木々の隙間から観光センターが見える。ここも家族連れでここも賑わったのだろうか。
四方八方から虫の声。廃墟となって尚、夏ならではの光景が広がっていた。
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再び観光センターに戻ってきた。「おかえりなさい」と言わんばかりの顔。
魅惑的な廊下に別れを告げる。
朽ちた看板が残されていた。人里からだいぶ離れたこの場所は、今宵も静かな夜が訪れる。
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