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恵山モンテローザ

バブル全盛期の1988年に開業したリゾート施設。予算300億円のうち約70億円が投資された。ホテルのほか、西洋風の巨大プールに噴水、凱旋門に金閣寺のレプリカ、巨大菩薩像、さらに全長45mの黄金釈迦涅槃像が建設された。

1991年のバブル崩壊で、1997年にはホテルを含め大部分が閉鎖し倒産に至る。

モニュメント等は売却されたが、プールや噴水、ホテル建物跡は今も残り、かなり朽ちた状態となっている。

生憎の天気だが、むしろ情緒があっていい。

いらっしゃいませ。

ロビーだけでも何たる広さ。

バブルならではの贅を尽くした造り。


スナック「Monte Roza」の中は…

危険な香りがぷんぷんしていた。

広い館内。





大浴場へ

更衣室もこの有り様。この建物は常に倒壊の不安がつきまとう。

天井が迫ってる、迫ってる…。
一旦外へ!!



うわっ!!!



裏側の敷地には、北の大地の夢の跡が山積みであった…。

ちなみにここは、熊出没地帯でもある。
椅子に座っていないよな…





出たぁ~!!

普通に怖いって。

色を失くしたはずの廃墟に、赤絨毯が鮮やかに映える。

大広間「つつじの間」


畳がべこんべこんだ。

かなり広いぞ。
誰もいなくなったこの場所で、当時の賑わいをひっそりと想像する。

TELEFONEボックスに時代を感じさせられる。上階に行ってみよう。

この階段から見下ろす構図が好き。

ガラスを失った階段の窓から外を眺める。
恵山モンテローザは迷宮だ。
全てを見るには時間とライフが足りない。

周囲は大自然に囲まれて。
ここはどこまでも静かだった。

大地の情熱と森の鼓動が迎えてくれる天然のビッグリゾート。

『大自然に包まれ、今まで気づかなかった本当の自分に出会える恵山モンテローザ』 ~byパンフレット~ は…

着実に自然に還りつつあった。子どもが頭を抱えておる…。

提供元:廃墟遺構空撮

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