結婚式場も備えた八階建ての巨大なスパ・リゾートホテル。経営母体の那珂川観光の破産に伴い2008年に閉館した。
チャペルも兼ね備えている。
広い敷地内にはゴルフ場はもちろん、
屋内テニスコートまである。
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そして、ここの推しは
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なんと言っても
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豪華なエントランスホール
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素晴らしい建築だ。中央をエレベーターが通過する。きっと壮観な眺めだったろう。
まだまだ小綺麗な館内。
時期尚早であったか…。
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否
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廃の手は確実に忍び寄っていた。
一気にオドロオドロしくなってきた。お客さんが寛いだソファーも凄みがある。
…完熟。
同じ館内で、こんなにも違うものなのか。
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上階へ
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妖しい光に包まれる宴会場。カーテンにより、外からの光が淡いオレンジ色になっている。妙な胸騒ぎを感じさせるような、不思議な空間だった。
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さらに
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上階へ
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奥の窓際に残された当時の結婚式写真。哀愁を誘う。
どんどん
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上階へ
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少し外に出られそうだ。
広いベランダに、緑苔の絨毯。奥には大きな水溜まりが出来ており、鳥たちの水浴び場となっていた。
館内は迷宮のように広く、時間がいくらあっても足りない。非常階段を使い屋上を目指すことに…
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実はこの先に
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醍醐味があったのだ
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!!!
昨夜の雨のせいだろうか。足場には水が湛えられている。そして、中途半端な扉…
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ｷﾞｷﾞｨ～
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目の前に突然広がる青の世界!!
遠くに白い教会が見える。森に囲まれた風景はまるで異国のよう。この巨大なバブル遺産は今後どうなってゆくのだろう。
見上げれば、ホテルのエンブレム。その先では、うろこ雲がゆっくりと風になびいていた。
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