
曲がりくねった細い山道を、気が遠くなるほど運転して辿り着く。秘境というに相応しい場所だ。周囲に住居等は一切なく、山中に突然木造校舎が現れる。

1961年に設立し、1978年に廃校となった。

写真からも清澄な空気が伝わるだろうか。

色合いがもう、老翁の域。

右。

左。

備品は殆ど無いが。

静謐な香りがぷんぷんだ。


机には訪問ノート。遠いところから老若男女が訪れている。尾股ファンは多い。


この地域に住んでいた方々の交流も担っているようだ。

卒業生のメッセージが至る処に。

離れに行ってみよう。


個人的に気になったのはファンタ。プルトップをペロンと引き剥がすタイプだ。

見上げれば体育祭。

最後にもう一度、校内に入る。

丹念に残留物を探してみた。

つばめの算数。

他には見当たらなかった。こんなに残留物が少ないのに、訪問者の心を掴むってスゴい。ついつい長居してしまった。尾股小中学校はファンをまた一人獲得したようだ。
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