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M小学校

山深い里にある校舎。木材製作所として転用されていたが、廃業となって木材が放置されている。

坂を降りると校舎が見えてきた。並んで左右に二棟ある。右側の新しめの校舎から入ろう。

おっ。

人体模型さんのお出迎えだ。脳とか吹っ飛んでる。

紙粘土かわいい。左端はピカチュウか!?

教室の奥にも何かいるぞ。

巨大だるまだ!洋梨のような形をしている。きっと生徒たちが心を込めて作ったのだろう。

二階では古いカメラが、カメラ目線でお出迎え。奥の音楽室から誰か見ている。

山と積まれたオルガンの上に肖像画。夜中に見たらドキッとするやつだ。

理科室。ここにも、人体模型さん。

古めの校舎の方へ。

木材が放置されている。

踊り場にはマットたちがたむろしていた。

うっすらと緑化粧。


そして

奥の部屋には

こんな素敵なものが…

!!!

鍵盤がウェーブしている。

どんな腕のいいピアニストでも、これではお手上げだ。

自然に還りつつある。ひっそりと悠久の時を奏で続けるのだ。

焼却炉だろうか。

プールも苔むしている。子供たちは、もうかなりのご年配だろう。

陽が出てきた。驚くほどの山奥に、学びの舎は確かに存在した。子供たちの元気いっぱいの青春の日々があったのだ。

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