江戸時代初期から記録が残る古い鉱山で、全盛期(大正時代)には約2000人が従事していたという。1970年に閉山。
巨大なシックナー。今年も出番は無さそうだ。
そう遠くない場所に旧豊根発電所がある。そこから電力が供給されていた。
鉄の錆び具合が長い時を感じさせる。
坑道が二つあったが、どちらも行き止まり。
降りてみよう。
美しき天竜川。不思議な色をしている。魚とかいるのだろうか…。
いた!
透明度も抜群で、ここからも多くの魚が見えた。たまに跳び跳ねる。
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山の中を
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散策しよう
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閉山して半世紀。コンクリは残るが、木は朽ちる。当時の様子を物語るものが少ない。
用途不明の遺構たちが、ちらほら。
昔、「それいけノンタック」という教育番組があり、少年が不思議なメガネをかけて魔法を唱えると、沈黙しているモノたちと会話が出来た。
そんなメガネないかなぁ。廃墟に行くと、時々思う。
焼却炉。
なんだかロボットのよう。豊根発電所で見かけた巨神兵の子分かな。
なんか見えるぞ!
誰もいなくなった場所で、今年も咲き誇る桜。忘れられた場所を象徴するかのようだった。
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