別名「政治結社の廃洋館」。土地・建物の所有者が異なり、空け渡しを巡って裁判となったが、1980年代にそのまま廃墟化したらしい。
洋館風の建物や古い自動販売機などが残っている。
赤川ダムの近く。家族連れの観光客などが、談笑しながら歩く遊歩道のそば。
あまりに異様。その場の雰囲気に溶け込めない、不自然な建物だった。
ここでハプニング、懐中電灯が壊れた。明かり無しでゆく。
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執務室。
トルソーが暗闇に佇む。
この廃洋館の代名詞とも言える部屋。
その奥の部屋。本棚は倒れ、床も抜けている。
さらに奥には応接室。
「おん同胞新聞」なるものが垂れ下がる。ここは政治結社。
お洒落なドア。会議室へ入ろう。
良い雰囲気だ。
カーテンがお化けのよう。なんだか落ち着く。
奥の大広間にやってきた。
ビリヤード台。奥に見える階段から、二階へ行けそうだ。
階段は途中まで崩壊。足場に椅子が人為的に添えられている。
暗闇に目が慣れてくると色々見えてきた…。
ここで何となく危険信号が点滅。明かりもないし、引き返そう。
左奥、何か天井からぶら下がっているぞ。
サンドバックがフックで吊り下げられている…。
明かりなしの探索が無事に終わった。壁の新聞は1972年、沖縄返還や日中国交回復など、冷戦の影響が色濃い時代であった。ここは、当時の社会情勢を肌で感じる場所。廃墟巡りはタイムスリップに近いものがある。
※ちなみに、ここは「公益財団法人日本国防協会」とは無関係とのことです。
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