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きぬ川館本店

廃墟ホテルが乱立する鬼怒川温泉。その中で最も有名なのが、老舗きぬ川館本店の「名物かっぱ風呂」だ。

1999年に30億円の負債を抱えて閉館。廃墟界の大御所となった。

川沿いの斜面に建てられたので、フロントは5階。客室から眼下に見えるは鬼怒川。その奥に見える滝見橋は観光スポット。

ちなみに、向かい側のホテルは現役である。

全80室を備えた巨大ホテル。年月を経て、自然との共生が進んでいた。

奥に人影のようなものが。ここは心霊スポットとしても有名だが、まさか…。

銅像でした。

窓際の植生が美しい。

日の当たらない場所では腐敗が進む。



一つ目の目玉が



あらわれた

かっぱの壁画が残る宴会場だ。なぜか、赤いスタンド型サンドバッグがある。

この壁画、モザイクアートで出来ている。

昔、泉でかっぱが湯浴みをしているのを村の釣り人が見つけたのが、かっぱ伝説の始まりなそうな。

ホテルはかなり広くて、まさに迷宮。ゲームセンターには懐かしのマシンが並ぶ。

落書きが多い部屋やら、廊下やら…。油断すると迷いそうだ。

壊れた階段、屋上、厨房、機械室、浴場、会議室、建設途中の部屋…とにかく広い。ここは余りにも広すぎる。

その中で最も衝撃的だった場所。写真の右端は仏壇で、遺影が飾られていた。何故に、放置…。直接載せるのは気が引けるので、気になる方は此方のリンクへ



(モザイク加工済み)https://flic.kr/s/aHsm52u5Vv

それでは、今日の一番の目玉「かっぱ風呂」。開放的で大きな窓が特徴的だ。

大浴場は、男女入れ換え制ではなく殿方専用だったという。時代を感じる。



さあ



名物「かっぱ風呂」へ

なんて気持ちいい空間。梅雨晴れの陽射しが眩しい。日焼け止めが必要なくらいポッカポカ。小一時間も、逗留してしまった。

振り返ると、上にアーチ状の窓。そして、中央になんかいるぞ。

河童じゃ、河童‼温泉はカッパの股間から沸いていたのだ。

アーチ状の窓から撮った写真。

最後に鹿の剥製にも会えた。ここは一昔前の旅館の情緒がそのままパッケージされている。今でもかっぱ達の楽しげな声が確かに聞こえてくるよ。

提供:Drone Japan

提供:廃墟遺構空撮

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