京都の有名心霊スポット。1990年に廃業し、解体途中で放棄された。激しい荒廃の中にグラフィティーが点在し、加えて二つの吹き抜けが見所だ。
胸躍る。鉄板も踊っている。
薄暗い屋内に落書きの数々。おどろおどろしいムードだ。
上手なグラフィティーは好き。
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来た!!一つ目の吹き抜け空間。
骸骨?に見つめられながら、上へゆく。
階段脇にはもう一つの、お行儀の悪い吹き抜けがある。暗いので、ライトでほんのり照らしながらの撮影。
外は明るい。ここは山中にあり、四季折々の風景が楽しめる場所だ。
六階建てなので、エレベーター完備。香港映画のような一枚。
静寂の中に足音が響く。無機質なコンクリート階段も大好物だ。
お行儀の悪い吹き抜けを上から見る。階段のように見えるのは、ひしゃげた手すり。
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ここで、笠置観光ホテルの誇る
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素晴らしいグラフィティーの
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お出ましだ
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妖気を漂わせる骸骨。手前に便器…この組み合わせは、岡本太郎も思わず唸るに違いない。
吹き抜けを見下ろそう…。
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圧巻。吸い込まれそうになる。しばらく見入ってしまった。
屋上へ。
どんどん登る。
屋上はたっぷりと水をたたえていた。
眼下を流れるのは木津川。対岸のJR関西本線は電車がガタンガタンと時折通過する。ここには又いつか来てみたい。芽吹きの季節、紅葉の季節は一体どんな表情を魅せてくれるのだろう。
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