
1962~67年に開業した宿泊施設。複数の建物から構成される山中の宿で、研修所やプールも備えていた。1987年11月頃に閉業。

何たる山奥!軽く登山となった。物資を運ぶためのケーブルが敷かれている。

倒木や草木の繁茂による悪路を踏破し、ケーブルの到着地点にやっとこさ辿り着いた。


正面玄関がのっぺらぼう。名を名乗らないK山荘。


左手の部屋…。

この部屋に来たかったんだ。

天井のベニア板が無秩序に垂れ下がり、大きめの裸電球が惑星のように浮かんでいる。


この惑星たちは最初からこの位置だったのだろうか。雨の後は水溜まりが出来て、リフレクションが望めるらしい。


全体的に薄暗い中、スポットライトのように角のソファーにだけ日が当たる。
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別の建物には
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浴場があった
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椅子がピンクな女風呂。

男風呂はやっぱりブルーだ。廃墟と無言のキャッチボールは続く。
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これぞ
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The・廃墟のプール!
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強烈でマットな自然色を放っている。

見上げればバスケット。

朽ちたコテージが連なる。

人里離れた竹藪の中にあり、防音など気にする必要はない。多くの語りが紡がれたに違いない。ほんのりと顔を赤らめながら。

竹は人を神聖な気持ちにさせる。すべては昔々の物語。廃墟探訪は諸行無常を肌で感じる旅なのだ。
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