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K医院

田舎の個人医院。1980年頃から誰も住まなくなった。老朽化が進み、いつか雪で倒壊するのではと近所の方は心配している。

受付の小窓は、もはや個人病院の風物詩。




なかなか保存が良い。はだか電球も良い。

たくさんの薬瓶が並ぶ。

もう何だかわからない薬瓶も…。

カーテンがお化けみたい。

昔の個人病院はその場で薬を調合していた。とにかく全部やるのだ。

風格のある椅子。話が出来たら、いろいろ聞かせてくれそうだ。

待合室から見た処方箋を出す小窓。奥の診察室へ行ってみよう。


ハイカラな時計。

院長さんの眼鏡だろうか。

この病院にOO科という区分けは無い。地域の医療を一手に担っていた。

院長先生が地元の名士であったことは、想像に難くない 。当時の三木武夫総理から従六位を与えられた賞状が飾られていた。

名誉な仕事であると共に、責任は重大であったろうと察する。地域の健康を一手に引き受ける重圧。多くの生と死にも向き合って来ただろう。お疲れさまでした。

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