
国道を走っていると丘の上にポツンと見えてくる建物。バブリー感漂うお城風のホテル。主にスキー客を相手にしていたらしい。

ロビーも豪華。大きなシャンデリアにアーチ状の窓が並ぶ。

壁にはお城の絵画。

一旦ベランダへ出て深呼吸だ。

気温は低い。建物の裏側は、まるで切り分けられたケーキの断面のようになっていた。解体途中で放置されたらしい。

再び中へ。シャンデリアに登るやんちゃなバケツ。だいぶ荒廃は進んでいる。


フロントは沈黙。

食堂はお客さんが帰ったばかりって感じだ。

さっき眺めた断面。切り立った崖のようになっていて危ない。
↓
↓
↓

階段が素晴らしかった。


雪国の清澄な空気の中、青色はどこまでもクラシック。



客室はしっとりと、余生を送る。

二階~五階の客室を見終わったところで、外付けの螺旋階段に辿り着いた。


一度降りて正面から対峙。唯一無二の面構えだ。


この螺旋階段、夏には緑に覆われる。廃墟は季節によって驚くほど表情が変わる。

さぁ、屋上へ。

とんがり帽子さんとご対面♪


この機械室の上に登れそうだ。


登頂。春なのに日本アルプスには、しっかりと雪が残っていた。
↓
地下には
↓
宴会場がある
↓



かなり広い。仕切り扉が幾重にもある。


一番奥の部屋には三名のバンドマン。

人間がいなくなった今、裏方に徹していたスピーカー達がメジャーデビュー目指して猛特訓中!!声量が売りだぜ☆


奥には小さなゲームセンター。景品は何一つ残っていない…

…と思いきや、蛙さんがご健在だった。ユニークな顔してる(笑)それでは、そろそろ帰るケロッ。


引用元:廃墟遺構空撮
コメント