開業は1970年代か。2005年には廃墟としての言及が見られる。入り口ゲートには「すばらしい眺めの露天風呂ホテルいづみや」の表記がうっすら残る。
全景。フロント付近は二階建て、奥へ行くと六階建ての大きな温泉ホテルである。
解体は中途半端に止まったまま。
この後、突然のサプライズが待っていようとは、思いもしなかった…
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青の世界。なんて渋い空間…。
名前は「ホール セブンスター」
惚け顔の自分をよそに。今宵も語りの時間が紡がれている。
よく見ると、小さな椅子もちょこんと同席している。可愛らしい☆
一つ一つの調度品が絶妙のバランスを保っている。
星霜ここに幾十年。ワインが熟成されてゆくように、ゆっくりと時間を重ねてきたのだろう。
ほくほく顔で歩みを進める。
「すばらしい眺め」の露天風呂は外に。
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微かに露天風呂の形跡が見られるが、当時の様子は全く想像できぬ。
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それよりもなによりも
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大浴場への地下(三つ前の写真参照)
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危、危、危。危険な香りがする。どこまで攻めるかのライン引きは、いつもギリギリ。満ち足りた気持ちのまま、今回は勝ち逃げの一択!
上へ行こう。
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二階には
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大宴会場
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自然の葉と人工の葉。加えて色彩美も含んだ光景だ。
広間は1.2.3.5.6…五部屋もある。
カラオケ付きの舞台がそのまま。ここはバブル期を謳歌したホテル。
見晴らしは抜群過ぎて、怖いくらい。
客室も少し解体が入っている。この建物自体も老朽化が進み、そろそろ…という感じだった。
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最後にもう一度
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あの部屋へ…
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廃墟というのは基本的に一期一会。ヒトリジメであれば尚更…身震いするほどの贅沢な瞬間が待っている。
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