ここは元々、1967年にCBA(宇宙友好協会)がアイヌの始祖・オキクルミを讃え、UFOとコンタクトするために作った基地だったという。
CBAは1957年に設立されたUFO研究団で、空飛ぶ円盤との接触と交流を目的としていた。この「ハヨピラ」の建設は、業者に発注するのではなく会員自らによって設計や土木作業が行われたため非常に難航したという。
公園完成後、CBAは消滅し公園は町に寄贈され「ハヨピラ自然公園」となった。何だか凄い。
因みにオキクルミはオイナカムイ、アイヌラックルとも呼ばれ、アイヌの創世神話に登場する英雄神である。
「ハヨピラ」はアイヌ語で「武装した崖」を意味し、一帯の斜面はアイヌの創世神話に関わる聖地とされている。
園内はマムシが生息しており危険。
さり気なくUFO像。
こちらはスペースシャトルだろうか。
最上部の祭壇に行ってみよう。
シンボルマークが崩れ落ちていた。
ピラミッド型でなかなかインパクトのある佇まいだ。
所々で劣化が見られ、だいぶ年季を感じさせる。
登ってみよう。
見晴らしは抜群だ。北海道ならではの風景が広がる。
降りよう。蝮に遭遇しなくて良かった。
アイヌの始祖・オキクルミだろうか。
ここから遠くない場所に「萱野茂二風谷アイヌ資料館」がある。漫画「ゴールデンカムイ」で注目を浴びたアイヌ文化を肌で感じることが出来る。
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