八丈島においてオリエンタルリゾートと双璧をなす88室450人収容の巨大ホテル。ジャングル風呂が有名で、そこに続く本物の樹木で出来た回廊は必見。日本からハワイがまだ夢物語であった時代に、八丈島は大いに賑わっていた。
なぜか夜中に訪問。
暗いながらも荒廃しているのがわかる。
事務室もご覧の有り様。
二階には「荒磯」「千鳥」「はまゆり」「潮騒」「永劫」「海神」「黒潮」「暁」「白雲」の10部屋の宴会場。静まり返っている。
ライトがなければ、何も見えない闇夜。廃墟=心霊スポット。お化けは怖くないけど、静けさが不気味だ。
オリエンタルリゾートと異なり、部屋が古びて汚い。
カレンダーは2002年。経営悪化後は、台風の通り道なので、従業員が民家の修復などの副業をしながら存続させるも、巨大ホテルゆえに維持費も高く2004年に廃業したという。
きちんと揃えられた靴。持ち主の性格を表している。
ヤモリ。東南アジアでよく見かけるが、ここも亜熱帯。
錆びた自販機があちこちで寝そべっていた。
台風の猛威。風で割れた窓から入り込んだ突風は、圧縮空気となって行き場をなくし、周囲の様々なものを破壊し尽くしてゆく。
回廊の先にあったジャングル風呂は、本物のジャングルになっていた。そして、夜は写真が撮りづらいことを学んだ。
翌日。
入り口は不法投棄の山。
やはり明るい方がいい。それにしても、オリエンタルリゾートとは対照的な散らかりっぷり。
一階からの吹き抜け。この南の島で挙式を挙げたカップルも多かったのだろう。ハワイが遠かった頃の話。
結婚式の披露宴にも使われた広いレストラン。
屋上へ行こう。
屋上からの眺め。従業員用の寮も見える。他にもプール、テニスコートなどがあり、全てここの施設。
八丈小富士が見える。昨夜は本土からやって来るフェリーの光も見えた。それでは、最後に有名な回廊に行こう。
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通称「サンフラワー通り」。夜も良かったが、昼に見ても素晴らしい。透明な屋根がついている。太陽が燦々と降り注ぐ中、本館と海側をつなぐ150mを歩いていると、気持ちまでぽかぽかと温まるようだ。
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ちなみに
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夜バージョン
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八丈島にはオリエンタルと国際観光ホテル以外にも様々な廃墟が点在している。観光も充実しており、楽しみが盛り沢山の島なのだ!!
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