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群馬のシンデレラ城

国道沿いに現れる圧倒的な外観。正式名「男女サウナヘルスクラブ」詳しいことは判らないが、廃墟化して10年以上は経っている模様。

別角度。あたかもライトアップされているよう。

間近で見ると惚れ惚れする。夏場は壁一面が緑の苔で覆われるという。

一階はショールームの如くガランとしていた。

二階へ行くと、カラオケルームや仮眠室。暗くてよく分からない&何もない。

三階へ。

いらっしゃいませー。フロントだ。

サウナ浴室へ。

荒廃の中にあり、窓の外が美しい。屋上まで行けたら、綺麗な夜景が見られそうだ。

サウナ室はムッと熱い感じがした。そして、あのサウナ特有の匂いが未だに漂う。

四階へやって来た。従業員しか入れない聖域。通路が奥まで続くように見えるが、実は鏡である。そんなことより…

なんて綺麗な夕焼けだろう。

まだ上にも階段が続いていた。行ってみよう。

五階はこじんまりしていた。梯子があったので屋根裏をチラリ。

お城らしく、天井裏がとがっている。

心安らぐ風景。到着が遅くなり躊躇したが、サプライズが待っていたのだ。

廃墟は季節や時間帯によって様々な顔を魅せてくれる。夕闇迫るシンデレラ城も、実に乙であった。

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