
1970年代から存在する二階建ての小規模建築。蔦に覆われ朽ちた様相を呈している。裏側にも同規模の建物があり、渡り廊下で繋がれている。


廃墟美は思いもかけないタイミングで目の前に現れる。その気まぐれに会えるかどうかは運次第だ。

今日はとびきりラッキーな日だった。


1981年のカレンダー。コーティングが施されて艶やか。セロハンテープも超頑張っている。

窓もモダンな感じ。外では命が巡る。
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おぉぉぉ~‼

イルミネーションの配線のように部屋中に線が。蔦も絡まり幻想的。

一番奥で待っていたパチンコ台。何だか雅でござる。


雨上がりの木洩れ日。
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おいしい季節にやって来たのかな。


いや、ここは四季を通じて見てみたい。

蔦が地面を這う。自然な営みが、ここではそれぞれに意味を持つ。

訪問者の驚き顔を、毎度楽しんでるんだ♪

そろそろ時間だ。

そんな寂しそうな目で見ないでおくれ。

人が居なくなって40年。好奇心を持って近づこうとする誰かを、今日も待ち続けている。
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