1970年頃に開業した国道沿いのドライブイン。1995年頃までは営業していたが、2006年頃には廃墟としての言及が見られる。かなり朽ちた状態となっており、夏期は道路上から建物の存在が視認できないほどである。
空から見るとV字型をした構造で、両翼の赤と白のストライプ屋根が特徴的だ。そして…
どーん!!正面入り口に設置された半円を二つ組み合わせたようなモニュメントがイカしてる。うっすら「かどや」の文字跡も見える。
開放的な造りだ。
天気もよく、爽やかな風も吹き抜ける。
一旦テラスに出てみよう。
洞爺湖が一望出来たらしいが、今は草木が繁茂して全く見られない。
代わりに、鳥や昆虫の声が響き渡る。もう夏が近いのだ。
この天井のアーチが独特だ。
そのせいで圧迫感は否めない…。デザイン重視か。
コテコテのストーブは厳しい冬を感じさせる。
従業員用だろうか。
お化粧室は地下え。
蛍光灯が風でぶらぶら揺れている。
地下は宴会場のような造りだった。
ここからも洞爺湖が見えたのだろうか。
掃除機がぶっ倒れている。
ここは頑丈そうなので、あと半世紀は保つのではないか。
評判が良く多くの好事家が訪れる。これからも。
本当の閉店はまだまだ先だ。
提供:廃墟遺構空撮
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