1979年に閉校した小さな小さな分校。山深い中にひっそりと佇んでいる。
人家の途切れた寂しい山道をひた走ってきた。なかなか見当たらず、半ば諦めていたタイミングで、姿を見せてくれた。
タイミング良く日も射してきて…少し感動してしまった。
手前にある遊具はブランコ。椅子は無いけど、いい味出してる♪
こちらにも遊具が。
ぶら下がり型シーソーというらしい。まだ動くのだろうか。
大明神分校。名前の勇ましさは突出しているが、可愛らしい分校だった。
素敵な窓だ。
一部屋のみ。仕切りもないので、寺子屋みたいな感じだったのだろう。
「あぶない。床ぬけてる」
隣は宿直室だろうか。
崩壊は確実に進む。
きっと、この小さな小さな分校にはたくさんの思い出が詰まっている。
当時を彷彿させる備品はこの椅子くらい。もし会話が出来たら、どんな話をしてくれるのだろう。
この分校を知っている人は、今は殆どいない。
ありし日を思い浮かべる。子どもたちの元気な声が聞こえてきた。ぶら下がりシーソーも気持ち良さそうだ。
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