1964年に開設。正式にはカルラ山荘。精神疾患者のための施設で、作業療法や芸術療法などを通じて社会復帰の訓練を行っていた。ミュージシャンの喜多郎氏も滞在したことがあるらしい。
森の中を駆け抜けてきた。少し開けてきて、白い構造物が見えた時は嬉しかった。
ここは事前情報が少ない。気を引き締めていこう。
緑の女性「あの扉、開けてごらん」SAM「…ガチャ」
↓
↓
↓
ギョエ~‼扉を開けた瞬間、コウモリが顔面すれすれに突っ込んできた。
広い敷地。
仏教系の彫像が至るところにある。
厳めしい漢字が並ぶ。それよりも、コウモリの有無が気になった。
彫像は壊れたり、倒れているものが多い。この先、さらに建物がポツポツと現れ始める。
作業場だろうか。正面上部にはSince1986の文字。
コウモリの声がキィ~キィ~。
お風呂だ。温泉マーク。
さらに進むと、家屋の跡が増えてきた。ここは患者達のコミュニティーだったのだろう。
犬小屋もあるぞ。
ビニールハウスで作物を育てるなど、自給自足を可能としていたことが伺える。
最初の場所に戻り周囲を探索すると、謎の赤い建物。
↓
↓
↓
一瞬驚いた。人が埋まってるように見えた。
ここにも草ヒロ。
経営していた医院長さんの物と言われている。
この廃墟は好みが別れるだろう。廃墟というより、心霊の色合いが強い。自身は心霊には無頓着。後方から魑魅魍魎たちの悔しそうな声がするが、振り返ることもない。
コメント