鬼怒川の河川敷にポツンと佇む、円形のテラスを備えたレストラン。営業は1970年~1990年頃。お店に繋がる道路工事によって車で入りづらい構造となってしまい、客足が伸び悩んだのが廃業の原因(当時を知る方の談)とされる。
安心安全の冬に訪問。
全力で朽ち果てている。残された魅力を探しに、アーチ状の入り口をくぐる。
円形のテラス。
陽光が射し込む。万緑の夏に訪れたら、どんな感じなのだろう。
天井には円形の穴。何があったんだ。
ミニチュア版、浅間モーターロッジ…。
見上げれば吹き抜け。
二階へ行こう。実はアスレチック系廃墟なのだ。準備体操もバッチリだ。
一つ深呼吸。
足元に釘がにょきにょき目立つ。
二階へ到達。最後、地面の割れ目が少し気になった。
さっき、見上げた吹き抜け。
二階の方が格段に見晴らしが良い。
カウンター。横でバンドの演奏も出来そうだ。いい社交場だったのだろう。
さぁ、降りよう。
今の気持ちを具現化しているツタ。自身も一生懸命巻き付いている。
当時を伝える証言者たち。
色褪せて荒廃しているが満足だ。一人の探索は心細いが、廃墟との対話が尽きることはない。
提供:廃墟遺構空撮
コメント
コメント一覧 (2件)
近くに住んでいたものです
「営業は1970年~2000年頃」と書いてありますが,営業は1990年には既に終わっておりました。
その理由も心霊的なものでは無く,目の前に有る道路が現在の様に付け替えられた影響により,車で入りづらくなったことによる客足のの伸び悩みでした。
オーナーは別にホテルやレストラン経営をしており自殺や殺害されたという事もありません。
元宇都宮市民さん、こんばんは。ここは(も)心霊スポット扱いになっていますが、全然そんなことはないですね。頂いた内容も反映しました。コメントありがとうございました!