
一面が赤の印象的な工場。2000年頃に閉鎖。原料倉庫、貯蔵施設、分離精製施設など、数多くの施設が残る。

「べんがら」とは赤色の顔料の一つであり、「紅柄」「弁柄」「紅殻」とも書く。かつてインドのベンガル地方で生産していたことから成る。

この梯子、地に足が着いてない。

慎重に慎重に…


登るとそこは一面の赤、赤、赤。




機械たちは皆、赤く染まっている。手袋も赤くなってきた。

別の施設。靴も赤くなるよ。もう、何もかも。

太陽光をふんだんに取り入れて…

一層、赤が際立つ。トタン窓も情熱的だ。

屋外施設も巡ろう。

タンクの中に木が生えている。大きく育ったら盆栽みたいになるのかな。

空も赤い。周辺の山肌も粒子レベルでの飛散のためか、赤く染まっているという。
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さぁ、弁柄も
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クライマックスへ
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頑張れば、上へ行けそうだ。

高い。

底抜けに注意。慎重に歩く…。
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トロッコだ‼黄色く番号が振られて、ミニオンみたい。久々の来客にざわめいている。


愛らしい。間違いなく働き者だったはず。赤で統一されたボディは伊達じゃない。

ミニオン達のおしゃべりが止まない。日本の産業を支えた小さなヒーロー達は、まだまだ働き盛りだった。
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