うららかな秋空。山頂にあるマイクロウェーブ中継所跡にやってきた。建設時期不祥ながら、1960年代にはあったようだ。新たな中継所の完成により、1977年に廃止された。
外観は、コンクリート二階建ての立方体のような形状。建設時に殉職した方の名前をとって「有沢無線中継所」とも呼ばれる。
青空とのコントラストが絶妙。標高は1000m、屋上からの風景が楽しみだ。
近づくと、外壁が剥がれまくり。いい感じに錆び錆びで、惚れ惚れする。
入り口脇の、外付け階段を登る。二階の扉はびくともしない。
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それでは
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入り口から中へ…
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無機質なコンクリートの世界。まるで発電所の廃墟のようである。※虫の類いは皆無でホッとした。時期が良かっただけかも知れないが…。
階段が見える。
どうやら二階へ続くようだ。
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二階には、壊れた木製テーブル。さらに階段は続くが…
そこは真っ暗な小部屋があるのみ。ハンガーが一個だけ、ぽつねんとしている。
奥にも壊れた木製テーブルが一つ。右側の部屋も見てみよう。
いい感じだ。
「節水」の二文字。この場所は街からだいぶ離れている。水は貴重だったのだろう。
なんだか明るいと思ったら、屋上からの光が射し込んでいた。絶景はもうすぐだ!!
屋上への梯子が顔を覗かせている!!!中央の少し上にコンセントの穴が三つ。現役の頃の写真を見てみたいものだ。
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さぁ、屋上へ続く階段。
鉄製は比較的に堅牢ではある。しかし、ここもいつまで保つか分からない。
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屋上に到達~!!!天気に恵まれて本当に良かった☆
風も気持ちよく、心まで晴れ晴れとしてきた。かつて土佐の偉人も、この空を見上げて育ったのだろうか。自分も大志を抱き、この場所に立っている。
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