海に沈む炭鉱跡として知られる。1963年に閉山。海岸沿いに巨大なコンクリート跡が残るほか、海上に浮積込桟橋の跡が見られる。
観光客がふらりと立ち寄る場所ではなかった。
この堤防を歩くのは一部の好事家。
初めて見たときイギリスの「マンセル要塞」を思い出した。以前テレビで丸山ゴンザレスさんが紹介していた。
一番高い鉄塔。鳥のねぐらなのか、草が敷かれている。
本日の波は穏やか。
もっと近づきたい。
砂状の石炭だ。足がズブズブ沈む。満潮時は海面に隠れるだろう。
巨大な遺構。裏の木を伝えば上へ登れそうな気もするが…
向山炭鉱は1912~63年まで稼働していた。と言うことは、海上の構造物たちは50年以上も踏ん張っているんだ。何だか拝みたくなる。
誰もいない海岸をとぼとぼ歩く。
漂流物なのか、遺構なのか様々な物が見受けられる。
改めて見ると結構傾いている。この四つの遺構が重ならないポイントを探そう。
ふふふ…、優勝したチームの集合写真みたい。イェイってピースサインしてるような傾き具合。謎の漂流物も飛び入りだ。
ゆっくりと流れる悠久の時間。寄せては返す波の音。ここには贅沢な寛ぎがあった。
※こちらの当時のお写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご一報下さいm(_ _)m
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