1968年の時点で現存し、2000年には閉業が確認されている。一階がガレージ、二階が客室というモーテル構造で、エアシューターを備える昭和のホテルだった。
このホテル、かなり変わった事態が起きている。
中央に川が流れているのだ。正体は、閉業後裏手にできた工場からの排水らしい。
足場がぐっちゃぐちゃ。たまらず迂回ルートをとる。
駐車場内にはキツネさん?
はたまた、ネズミさん?
建物の裏手。足場の悪さが伝わるだろうか。
二階へ行こう。泥が深くて、ズブズブ沈む!油断すると足首まで浸かる勢いだ。
廊下。
客室は思ったより綺麗だ。
時々、駐車場の絵を見たくて階段を降りる。
近づくことは出来ない。足が泥にはまって抜けなくなる。
このステッカーは宗教団体ではなく、廃墟グループのものらしい。
お目当てはエアシューターだ。天井から筒達がぶら下がる。管理人室にそれらの終着場所があるハズだ。
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管理人室。どんなに探しても見当たらない…そして理解した。
この場所で間違いない。朽ち果てた?いや金物狙い?後者であれば、少し残念な気持ちがする。
ここは撮影向きより、探索向きな廃墟。泥だらけになりながらも、不思議と満足度は高めだった。
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