1883年に開校し1968年に閉校した。美しい木造二階建て校舎が、かなり朽ちた状態で残っている。
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驚いた…
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建物全体が歪んでいる!!まるでハウルの動く城だ。
横の渡り廊下やばそうだ!!正面の屋根も崩落している!!
あわあわあわ…
慎重にしずしずと進む。
奥の広い講堂へ行ってみよう。
ここは「木谷峡自然の家」として野外活動に活用されていた時期もあった。「躍進」「奉仕」その間にもきっと標語はあったのだろう。
オルガンとねずみさん。君たちはいつからここにいるの。確実に迫る崩壊、気持ちは穏やかではない。
廊下にはびっしりと寄付者の札。地域で愛され大切にされてきた証だ。
二階では「希望の朝」がお出迎え。当の自身は警戒心で気が気ではない。
なんと教室は二部屋のみ。手前が1.2.3年で、奥が4.5.6年とある。
入室した瞬間、太陽が顔を出した。
外では桜が三分咲き。いつか満開の季節に再訪したいが、この建物は待ってくれるのかな。
特別教室では、驚きの光景が広がっていた。
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「吟 遊 詩 人」バンドの名前だろうか。それぞれのパートの担当も書いてある。キラリと光る青春の灯火を垣間見た瞬間だった。
帰りは「感謝の夕」がお見送り。建物を出るまでが探索、気は休まらない。
踊り場には重量級。彼らが崩壊の一助を担っているのは間違いないだろう。
自分が最後の訪問者なのか。はたまた好事家がやって来るのか。多くの青春が駆け抜けていった昇降口を、しずしずと通り抜ける。
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