国際情勢が慌ただしい1918年、佐世保海軍で製造された魚雷を試験発射するために開設された。戦後に同様の施設が解体されるなか、数々の遺構が残る観光地でもある。
まずは、空気圧縮ポンプ室。魚雷の最終試験や調整などをしていたという。
内部では、コスプレイヤーの二人が撮影をしていた。
木の成長は早い。戦争遺構を追い越してしまったようだ。
貯水槽跡。
冷却水槽跡。長閑な昼下がりであるが、昔は穏やかではない場所だったのだ。
さぁ、魚雷発射場跡。
ロックバンドflumpoolのPV撮影でも使用された。
これは、何だろう。
穴がある。
ジー…。あれは、探信儀領収試験場という建物らしい。行ってみよう。
廃墟の顔は天候によって大きく変わる。今日は晴れていて良かった。
高台には観測所跡が。魚雷発射の状況を記録・確認する場所で、合格と判断されれば実戦に投入される。順路から外されており、若干の獣道を抜けてゆく。
梯子だ。
戦後74年。僕らは戦争を知らない子どもたち、大人たちだ。海が青い、空も青い、恒久の平和を願うばかりである。
※こちらの当時のお写真をお持ちの方がいらっしゃいましたら、是非ご一報下さいm(_ _)m
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