1930年頃に昭和電工鹿瀬工場によって阿賀野川の赤岩と大牧の間に架橋された吊り橋跡。当時鹿瀬工場は化学肥料を製造しており、原料の石灰石を採掘していた。
昭和橋はその石灰石の採掘場に従業員が渡るために架けられた作業用の橋であった。
秋も深まる昼下がり。長閑だ。
向こう岸。川面に映る美しい主塔跡。
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1960年に使われなくなった後も昭和橋は暫く残っていたが、1980年の洪水で流されてしまったらしい。よって現在は渡ることは出来ない。
先まで行ってみよう。
足元が金色の絨毯のよう。フカフカだ。
ここまででストップ。ほんの短い時間であったが大満足だ。
目を凝らすと対岸には…主塔跡。釣り人もいる。
しばらく先端に腰掛けて小休止だ。
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名残惜しいけど、次の場所へ行こう。
秋の装いで金色に輝くかつての吊り橋。終始気持ちは高揚しっ放しだった。今も脳裏に強く焼き付いている。
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