三重県北牟婁郡紀北町にある三浦温泉のホテル。1970年前後の開業。2階建ての中規模施設で海際の高台に立つ。大浴場、露天風呂を備え、日帰り入浴も楽しめた。
閉業時期不明ながら、2017年時点で廃墟としての言及がされ、敷地内に雑草が茂っている。
逆光を避けて、反対側から撮影。白を基調とした品のある外観だった。
控えめな外灯に蔦が這う。
海が見える朝食ラウンジ。
たばこ。今となっては、昭和の代名詞だ。
一旦、フロアへ戻り、
大浴場へ。
暗い廊下を進む。
何の変哲もない風呂ではあるが、
ちょっと嬉しいアクセント。探せばあるものだ。
上階へ行こう。
スッキリとした客室が多い。
窓から海が見える。本来ならば眺望を邪魔する植物はあってはならない。でも、凄くいい。廃墟ならではの一枚。
日差しが眩しく、海も青々としている。廃墟となっても、見える景色は当時と変わらないのだ。今日も贅沢な景色を独り占めだ。
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