第二次世界大戦中に使われた基地で、発電機室やボイラー室などが残っている。広い敷地は夏になると、背丈ほどの草に覆われる。
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そんな夏にやってきた。
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もっさもっさ…。
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発電機室。天井ループが印象的だ。
高圧受電盤は、黄昏ている。
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さらに草をかき分け
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ボイラー室に向かう
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窓越しに有名な御仁が見える。
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ど~ん!!威風堂々たる佇まい!!!ボイラーマンだ。予想より遥かに大きかった。
背丈は3mくらいあるぞ。
同じ部屋には円柱状の巨大高炉が二つ。赤茶色の煉瓦造りだ。
パコーン!目からビーム!!
この大きな釜は一体何に使ったのだろう。昭和十四年製造という刻印があった。
背中に乗る。なんだか、戦艦に乗った気分。
長閑な昼下がり。みんな黄昏ている。
さよならボイラーマン☆
ん?
ちょんまげ取れとる!
裏手に回ると、落っこちていた。ちょっとした文明開化でござる。
そばには大煙突。夏を過ぎると緑は消え、この辺りは寒々しい更地となり、全く別の顔を見せるという。
ここは人がいなくなってどれくらい経つのだろう。物騒な時代を駆け抜けて、静かな静かな時が流れている。
提供:廃墟遺構空撮
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