別名、勿忘草(わすれなぐさ)の廃病院。中規模医院ながら、標榜科目は内科、小児科、外科、リハビリテーション科、放射線科と多岐に渡った。1979年までに開院し、1998年に閉院。
院内は静まり返っているが
病院独特の香りは微かに残る。
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真っ暗な階段を登り
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二階へ
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車椅子がちょこんと佇んでいる。
ここのマスコット的な存在である。訪れた沢山の人たちに可愛がられてきた。
愛嬌ありますな。奥の突き当たりの部屋へ行こう。
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なんと大きな無影灯‼
ここは知る人ぞ知る、特別な場所。この場所に立てて本当に嬉しい。
勿忘草を調べると紫色で、まさにこの部屋の壁のようであった。誰が付けたか、良い名前をもらったものだ。
隣の部屋では、かつての手術道具たちが静かに眠る。
上階もあるが、満足だ。おいとましよう。
勿忘草の花言葉は「私を忘れないで」ずっと行きたかった場所だし、思いは特別だ。これからも多くの人々の記憶に刻まれてゆくのだろう。
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