1975年に開業。温泉街の山麓駅から山頂駅までの1120mを片道7分で結んでいた。山頂駅にレジャーランドが建設される計画を見込んでいたが、これが頓挫。集客力を失い、僅か6年後の1981年に廃業した。
今回は数年ぶりの再訪となる。帝国産業のプレートも以前と同じ定位置だ。
前回はどんより曇りだったが。
今回は初夏の陽射しが降り注いでいる。
ここは注意。
天井がすっかり抜け落ちているのだ。
乗降場へ。
ゴンドラのいない乗降場。今は草木が繁茂している。
これから梅雨がやってくる。もっともっと緑に包まれるのだろう。
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ここの魅力は螺旋階段を降りた先にある。
巨大滑車☆
美麗なる螺旋階段☆
両者を一枚に収める。贅沢な構図だ。
見上げると天井からの光が眩しい。
少し登って真正面から撮ってみる。今日のカメラマンは忙しい。
斜め45度。
思い切り引きで撮る!!
逆サイド。
たまに蝙蝠が飛び交う。何よりも野太い蛙の声が一帯にこだましている。白い泡状の蛙の卵が散見される。そんな場所。
同じ廃墟を再訪することはあまりない。しかし、新たな気付きや発見もあるものなのだ。
廃墟探索はやっぱり面白い。廃墟が無限に生み出される限り、この旅にも終わりはないのだ。
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